スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『神のみぞ知るセカイ』4巻 感想

草なぎ剛が逮捕された公園は職場のすぐ近く(俺もたまにタバコを吸いに行く)なので、午後は職場の人たちと(公園の方角を指差しつつ)「ここで全裸ねぇ…」などと話したり。
と、たまには日記らしく時事ネタも書いておくと数年後読み返したときに懐かしく思い出せるかもテスト。



若木民喜 『神のみぞ知るセカイ』4巻 小学館

20090418-03

雑誌連載で読んでいる漫画の単行本はあまり買わない。特に、少年誌掲載漫画の単行本はめったに買うことがない。にもかかわらず、なんでこれは買うのかというと、最初は作者応援の意味が大きかった。ほら、「預金残高1万円」とか作者ブログにあったので。でも、巻末の作者コメントとおまけ漫画がけっこう楽しみなので毎巻買うことに。

4巻では、小阪ちひろについてこんなコメント。

ギャルゲーやあだち充作品なんかではまずスポットがあたらない、「その他大勢を代表する女の子です」。
(中略)
ただ、なんにもない人だからこそ、何かある、という部分もあって。
「ゲーム目線で現実を見る」という、このマンガの出自を考えたとき、普通の人がターゲットになるということは必然でした。


なるほどね。「ギャルゲーの文法を現実の女の子に当てはめることのギャップ」を描くにはギャルゲー文法のキャラばっか出してても説得力に欠けると。「現実(リアル)は糞ゲーだ!!」という桂馬の口癖も生きてくるわけですな。

4巻は、「はんこ絵」を解説したり、限定版は「とりあえず」買っとくことが重要だと説く「はじめての☆おつかい」、凋落したギャルゲー界を桂馬のサイト「落とし神」が救う「なにかの☆よあけ」など、ギャルゲー周辺のエピソードを盛り込んだ内容もアクセントになっていて楽しい。

こういう話を語りつつも、上滑りな印象を感じないのは、作者が古参のギャルゲーマーとしての経験を持っているからかもしれない。表紙カバーを外した表4には、こんなことが書かれていた。

「デートの時は電車に乗って隣り町に行く」と言うのがやりたくて、このマンガの舞台は、二つの街で構成されています。黎明期のギャルゲーはまだバブルの匂いが残っていて、ゲームの舞台と言えば、生活感のない街、いわゆる「トレンディドラマ」感溢れるものが多かったんですが、そのハレな感じがデートの祝祭感を高めていて僕は好きだったんですよ。


先負町と矢吹町ですね。わかります(八十八町と如月町でも可)。
今週のサンデーでは、こんなひとコマも。
20090423-01.jpg

桂馬がギャル満載漫画の主人公としては異例にキャラが立っているのは、作者が蛭田昌人の洗礼を受けた世代ということが影響しているのかもしれない。この漫画で俺が一番魅力を感じるのはギャルよりも主人公の行動と言動だというのも、根っこは同じなのかも。

単行本の表紙はこれまで一貫して桂馬だが、「女の子にしろ」という外圧は相当強かったと想像できる(特に売れるかどうか判らなかった1巻では)。けど、そこを押し通して桂馬にしたのは粋だ。ぜひ最終巻まで桂馬でいってほしい。

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
最新コメント
最新トラックバック
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。