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「アニソンdeないと 第一夜」参加レポ

「アニソンdeないと 第一夜」に参加してきた。

最初に総評を書くと、スピーカーの奏でる音の魅力が十分に感じられた楽しいイベントだった。

・会場の音響が音響少女イベントに比べて格段に良かった
・(予告されていなかった)複数のスピーカーで聴き比べができた
・参加者持ち寄りのCDで色々な曲を聴けた

会場のオーディオユニオン新宿店 試聴室は特別音響にこだわっているような部屋ではなかったものの、床がカーペット敷きで反響を抑えており、音響少女イベントのような響きまくりなことがなく、素直にスピーカーの音を楽しむことができた。

スピーカーのセッティング間隔が音響少女イベントのときよりも広め(2.5mくらい?)なのも良かったな。音場の広さを感じさせる曲では音場の広さと空気感が出ていたと思う。

以下、音の感想も多少書いているけど、俺は普段ヘッドホン専門で、スピーカーはずぶの素人なのでその辺は適当に読み流してくださいな。



試聴システム
CDプレーヤー:ONKYO C-S5VL
プリメインアンプ:ONKYO A-5VL
スピーカー:KEF iQ10iQ30(比較試聴用としてDALI Tower、PIONEER S-A4SPT-VP

冒頭、店員の今井氏と岩井喬氏による今回の機材の簡単な説明あり。KEF iQ10は同軸2ウェイ構成のスピーカーであること、A-5VLがデジタルアンプでC-S5VLとデジタル接続していることなど。岩井氏によるデジタルアンプの説明はちょっとあやふやで、DACの説明と増幅段がデジタルであることの説明がごっちゃになってた。まぁ、あの会場に来ている人の大半はそのへんの知識は既にあると思うけど。



<iQ10パート>

1曲目:「射手座☆午後九時 Don't Be Late」
この曲のマスタリングは、ヘッドホンで聴いててもかなり広い空間を意識した音作りだと思っていたけど、その広い音場空間が小さなiQ10でかなり上手く表現できているのにびっくり。なるほど安いけど定評のあるスピーカーなだけはある。ただ、「箱から鳴っているなー」という限界は感じられて、スカッと抜ける感じは今ひとつ。

2曲目:「ふわふわ時間」
今井氏と岩井氏の意見が一致して澪バージョンで。「今回のシステム的にも澪の中低音の方がハマルので」という言い訳があったり。録音の良い曲ではないものの、バンドソングとしてそれなりに聴ける。音響少女イベントでも聴いていたけど段違い。

3曲目:「God Knows...」
学園祭つながりでハルヒから一曲。ボーカルが前に出て、なおかつサイドのギターの定位などもなかなか良かった。岩井氏のコメントでヤマカン(って言ってた)にインタビューしたときの話があって、「ヤマカンは学生時代に吹奏楽をやっていたそうなので、『ライブアライブ』の演奏シーンのこだわりの描写はそうした繋がりから生まれたのではないか」とのこと。音とは関係の無いエピソードだったのでちょっと唐突な印象だったかな。雑談を挟むのが悪いというわけではないのだけれど。

4曲目:榊原ゆい「Again」
今井氏お気に入りの榊原ゆいから1曲。「榊原ゆいさんのCDは録音が良くないことがあって買ってがっかりということも…」というくだりが「わかるわかる」と可笑しかった。5pbから出るとほぼ確実にガッカリCDだからなぁ。この曲は割と録音の良いものということでボーカルとストリングスの響きが良く出ていた。

ここまでがiQ10パート。
音響少女イベント比較で聴いてしまうと、どの曲も素晴らしく良い音に感じてしまうが、iQ10の印象を簡単にまとめると

・ボーカルが前に出る(中高音にメリハリがある)
・空間表現はけっこうがんばってる
・低音はそれなり
・わずかにこもった感じがする

「こもった感じ」はヘッドホン比較なので許容範囲。iQ10の価格帯でこれだけの音が出せるんだなー、と素直に感心した。なにより、あの小さな筐体でかなりの空間表現ができていたことに驚き。



<スピーカー4種聴き比べ>

ここで、事前に告知の無かったスピーカー聴き比べを行なうという嬉しいサプライズ。

5曲目:水樹奈々「深愛」
「深愛」の冒頭2分弱を共通曲としてiQ10>PIONEER S-A4SPT-VP>DALI Tower>iQ30の順に聴き比べ。酷い録音の数々で有名な水樹奈々のCDだけど、この「深愛」は比較的良録音らしい。

iQ10:
ボーカルがぐっと前に出る音像にびっくり。こういうマスタリングなのか、メリハリがあってこれはこれでアリかも。

PIONEER S-A4SPT-VP:
iQ10に比べると明らかに音量が低く比較し難かった。モニター系のスピーカーということで、iQ10のようなメリハリ感は無い。色づけの無いタイプかな?

DALI Tower:
これも音量やや控えめ。ボーカルだけが前に出ることなく、バランスの良い音。でも特徴というような特徴は感じられなかった。

iQ30:
iQ10の上位機種。同じ構造でユニット径が大きい。iQ10よりも低音が出るため、ボーカルが突出することも無くバランスは良かった。ただ、その分ボーカルの明瞭さではiQ10より落ちるかも。

うーん、音量(音圧)がバラバラだったので今ひとつ比較し難かった。人間の耳は音量が違うと、それだけで高音、低音の聴こえ具合がかなり違ってくるので、厳密にとは言わないまでも、もう少し揃えて欲しかったところ。
→参考:等ラウドネス曲線

自分の好みは「豊かな響き」よりも「ハッキリクッキリ系」なので、残念ながら今回の4機種はいまひとつジャストミートしなかった。モニター系でビシッとした音を出すスピーカーも試聴してみたいところ。



<iQ30パートと持ち込みCD>

この後の曲の記憶があやふやで、もう1~2曲あったかも。今井氏のブログ記事(後夜祭)を読むと、ここに書いた曲で全てだったようだ。

「君の知らない物語」(化物語より)
「もってけ!セーラーふく」

iQ30の印象は上に書いた通り。最後の「もってけ!」は「録音は良くないが、作品としてこういう押し出しの音もありではないか」みたいなコメントが今井、岩井両氏からあった。久々に聴いたけど多人数歌なのに音場が真ん中に小さく固まってドンシャリな音の悪さを再確認して苦笑。ヘッドホンだとDT990あたりで聴くとそれなりに聴けるんだけど、スピーカーは曲によってとっかえひっかえできないのが難しいところ。


ここからは参加者の持ち込みCDを順番にかけていった。時間の都合上、「1人1トラックで3分まで」という制限。さて、このイベントに参加するにあたってナニを持っていくかかなり悩んだ。候補としては

ウケ狙い:りぜるまいんED「ほんきパワーのだっしゅ!」
良録音盤:「ぽてまよ」オリジナルサウンドトラック

りぜるEDは電波ソングにされちゃうことも多いけど、音はけっこう良いんだよ? ベースの低音も効いてるし、バックコーラスやブラスの伴奏もカッコ良くて釘宮曲の中では(俺脳内で)1、2を争う名曲なんだってば。「どうして コドモを 生むのかな~♪」。…でも理性が「衆目に晒されるんだぞ。やめとけ、な?」と肩を叩いたので選外に。

「ぽてまよ」サントラは音が良いのは間違いないんだけど、誰かが持ってきそうなのと「やっぱりボーカル曲かな」と思ったので選外に。

20090829-01.jpgで、普段良く聴く曲から選んだのがこれ。

福井裕佳梨『私が実る木の下で』より、1トラック目「Rain Of Love(Limitless Mix)」。

「Rain Of Love」は「ドラゴノーツ」のEDで、それをショートアレンジしたもの。全て福井裕佳梨の声の多重録音でメインボーカルと複数のコーラスがアカペラ風に入り、アコギとピアノであっさりとした伴奏が付いた曲。録音は極上というわけではないが、KONAMIレーベルらしい十分なレベルにはある。なにより1分半と短い曲なので、3分制限内に収まるのがいい。

試聴上の俺チェックポイントとしては「コーラスの広がりと空気感が感じられるか?」「(同じ声の)多重コーラスが団子にならずに聴こえるか?」が聴きどころ。

実際にiQ30で聴いてみたところ、「広がりと空気感」は十分合格。ただ声に色が付くというか響きが更に加わるのが微妙なところ。「団子にならずに聴こえるか?」は左右のコーラスとメインボーカルの定位については合格。でも声の微妙なニュアンスやかすかなリップノイズの色っぽさ、という細部描写についてはイマイチ。これは普段ヘッドホンで細部に耳をすますように聴いてることの弊害だろう。スピーカーにそのレベルを求めると茨の道になりそう。



他の人の持ち込みCDは知らない曲が多かったが、色々な曲が聴けて楽しかった。丹下桜の曲は懐かしかったな。最新アニメから「大正野球娘。」のOPをこのシステムで聴くのも新鮮だった。でも皆マジメな選曲で一人もウケ狙いが居ないじゃん! やっぱりぜるEDにしとけばよかったかも…。



2時間近いイベントでお尻が痛くなったけど、「ちゃんとしたスピーカーの音を聴くのは楽しい」ということが感じられる良いイベントだった。主催の方々には感謝したい。引越したらスピーカーの購入先候補は真っ先にオーディオユニオンにするよ! 次回のイベントは11月に開催予定とのことだが、機会があればまた参加したいな。

でも、とりあえずSENNHEISER HD800を予約しちゃってたり。いや、HD800は去年から購入予定だったので…。



<関連記事>
「アニソンdeないと 第一夜」に当選
オーディオユニオンで8/28にアニソン試聴イベント
『Soundgirl -音響少女-』 発売記念イベントに参加してみた

<関連リンク>
アニソンdeないと 後夜祭(担当の今井氏によるイベント裏話)
アニソンdeないと フリータイム時の曲について

<他の方の感想>
アニソンdeないと 第一夜(きまぐれリンゴ)
「大の大人が…」のくだりは確かに(笑 「浪漫ちっくストライク。」は楽しく聴かせていただいた。
「アニソンdeないと 第一夜」 試聴感想記(Ubiquitous New Frontier ゆるやか日誌)
スピーカーシステムについて詳しい方。丹下桜のCDは良録音盤が多くてリファレンスにしている人も多い模様。

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